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病気の先輩

8月×日(日)

便との格闘

寝苦しい一夜が明けた。昨日は肛門が痛かったので、出し切らないままに排便をストップしたのだ。そのため、残便感、残尿感のあるまま、さらに肛門は熱っぽい痛みを感じたままの就寝となった。そこで、今日は診察時に浣腸してもらってでも出そうと思っていた。
まず、昨日黄色い小水だったので水分が足りないと思い、起き抜けに缶ジュースを買う。昨夕から通常食なので、どのジュースもOKである。お腹を緩めるのにいいだろうと、「オレンジとカルピス」というのを買う。
朝食はパンであった。今日退院する3名は最後の食事だ。皆さん、顔つきが明るい。
さて朝食後、便意を催してきた。いよいよ勝負だ。トイレの中でパンツを脱ぎ捨て、構える。最初にポタッと小さいのが落ちた段階でもう痛い。後続部隊が正門突破しようと圧力をかけているのが分かる。その圧迫がいたいのである。それが通過するときにこじ開けられるかと思うと、気持ちがひるむ。
しかし、意を決していきんだ。と、一挙にすべりでた。大量である。が、その痛いこと痛いこと。直腸全体が中から痛い。その痛みが腰全体に広がり、思わず腰を浮かしたが、その腰がしびれているようだった。血も一滴二滴落ちた。こんなんで大丈夫かいな、心配になる。すぐにでも見てもらおうと思ったが、ベッドに戻って処置をするうちに徐々に痛みも引いてきたので、様子を見ることにした。
10:00から入浴。この入浴で一息つく。緊張がほぐれていくのが分かる。

休日

今日は休日だったので、午前中の診察となった。風呂から上がってまもなく呼び出しがあり、閑散とした外来に向かう。大きな荷物を抱え、これから入院する人が待機している。私も日曜日の入院だった。まる1週間たったのだ。あのブルーの制服を着た病棟係りの方がお出迎えだ。懐かしい光景である。
診察時に排便時の痛みについて医者に話すと、中を少し見てくれた。これでは、まだ痛いだろうなあ。アテローマの痕も、尾てい骨に近い部分はまだつながっていないようである。抜糸にはもう少しかかりそうだ。しかし、いずれも特に対処する範疇ではないようだ。
診察後、まもなく昼食。今日午前中退院したため、メンバーが半分ほど入れ替わっている。先ほどの入居者たちは、素うどんである。これもまた、懐かしい光景である。ここのうどんは、コシがあってなかなかうまい。
昼食後は、珍しく昼寝した。尻の傷のためにも、少しは安静にしないと、という思いだったが気持ちのいい昼寝だった。
目が覚め、TVをつけると、田原総一郎と石原慎太郎が第2次大戦の検証を行う番組をやっていた。KMさんの生々しい話を聞いていたので、思わず見入ってしまった。こういう機会でもなければ、おそらく見ていなかったであろう。KMさんの言葉の端にも現れていたが、当時の日本が戦争に突っ込んだ背景には、政治の腐敗や財閥の儲け主義に対する民衆の不満エネルギーがあったと思う。
TVの後、今日2回目の入浴。時間の関係で1人で独占である。まさに食っちゃ寝、起きては風呂ののんびり三昧である。
夕食時に、女性の入院者から通常食の方々にお茶漬けが配られている。女性はやはり気が利いている。夕食後は、女性の入院者達とひとしきり話が弾む。4Fは、4人部屋が8つあるが、そのうちの3つほどが女性の部屋である。痔ろうの話なども平気で出てくるが、これも同類しかいない専門病院ならではである。
さて、昼寝をしたせいか夜は寝付けず、たまたまBSでイチローの特集をしていたので思わず見てしまった。9:00消灯後、私のところの一角がTVの明るさのために煌々としており、同室の皆さんにはご迷惑をかけた。