近年では、食生活の欧米化により、大腸がんが急増しています。大腸がんの早期発見には症状のない場合が多く、発見が遅れる場合があります。
早期発見のために、大腸肛門病の専門病院での定期的な検査をおすすめします。 |
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肛門から直径1〜2cm位の内視鏡を挿入して、ポリープ等の大腸病変を見つけたり、病変の組織生検や細胞診等をしたりする検査です。検査時にも病変の性質が分かりますが、正確には、後日病理学的に悪性か良性かを判定します。大腸の中をTVモニターで見ることが出来ます。ただし、大腸粘膜をくまなく観察するために、腸の中をきれいにしておく必要があります。
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検査はこのような体位で行われます。
検査用の穴あきパンツをはいたまま行われるので、「思ったより恥ずかしくなかった」という受診者の感想がよく聞かれます。 |
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検査自体は30分前後ですが、鎮静剤を使用しますので、その後30分程度休んでいただきます。
3割負担で5,000〜6,000円くらいです。但し、診断・検査内容により金額が変わる場合がありますので来院時にご確認下さい。
■1 ご予約
お電話又はご来院時にご希望の予約日を決めます。
ご来院時に保険証をお持ち下さい。
診察券や健診結果をお持ちの方は、ご持参下さい。
診察後下剤をお渡しし、検査についての説明を致します。
■2 検査前日
食事(朝・昼・夕)は召し上がって頂いて結構です。水分は多く摂取して下さい。
★食べられないもの:ゴマ・果物・野菜・コンニャク・豆類・キノコ類・海藻類
★飲めないもの:牛乳などの乳製品・アルコール・実の入ったジュース
■3 検査当日
指定時間にご来院下さい。
検査衣に着替えます。お尻の部分に切れ目のあるパンツと検査衣に着替えます。
■4 検査実施
リラックスしましょう。
お尻から管を入れますので、どうしても緊張して身体に力が入りますが、なるべく力を抜いてリラックスするようにして下さい。
検査前に鎮静剤の注射をしますので、ほとんど苦痛なく終了します。
■5 検査終了
検査後のお食事は普通にされて結構です。
病理組織検査(顕微鏡検査)をお受けになった方は、検査当日の食べすぎ、過激な運動はお避け下さい。
特にアルコールは控えましょう。病理組織検査の結果は10日後ぐらいにわかりますのでご来院下さい。
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早期大腸がんの多くは手術をしなくても内視鏡治療だけで治ります。
| 内視鏡的粘膜下層剥離術(Endoscopic Submucosal
Deissection;ESD)について |
日本では早期消化管がんに対して内視鏡による切除は根治治療として早くから普及してきています。内視鏡による局所切除は、外科的切除に比べて低浸襲性(患者様の身体への負担、入院期間が短い、お腹にきずが残らないことなど)、機能温存(胃や腸などを大きく切らずに)、術後のQOLの観点(早く動けることや食事が出来ること)から優れた治療法です。この治療法が確立する以前は、早期がんであっても外科による開腹手術が行われていました。しかし、リンパ節転移がない早期がんは内視鏡切除による局所の切除で根治できるので、技術的に完全に局所を内視鏡で切除可能であれば、外科切除は必要ありません。しかしながら、リンパ節転移がない早期がんであるかどうかを内視鏡切除前に完全に診断することは現時点では残念ながら不可能です。よって、臨床的には切除後の組織検査によって根治度を判断しています。ところが、従来の内視鏡切除法(内視鏡的粘膜切除術;EMR)では、技術的な理由によってがんを分割して切除するために、がん細胞を胃内に取り残してしまうことによる再発が約20%前後出てしまいます。また、根治度の判断のための組織検査を十分に行うことが出来なくなることもあります。EMRによる技術的限界を克服するために、ITナイフという特殊なナイフを国立がんセンター中央病院が独自に開発し、1999年よりこのナイフを用いた内視鏡切除を世界に先駆けて臨床応用しました。この技術は、病変を十分な余裕を持って切除し、より大きな病変(10cm以上でも可能)を確実に一括で切除する方法(癌をナイフでそぎ落とす)で、現在では内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)と呼ばれるようになった手技です。2006年4月の診療報酬改定によって、「胃の早期悪性腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層剥離術」が保険適応になりました。当院もこの治療を導入しており、数多くの患者様の治療を致しております。早期がんと診断された患者様はどうぞ気軽に治療法内容などの詳細を担当医までお聞き下さい。
映像をご覧いただけます→
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その他、ご質問のある方は、検査予約係へお問い合わせ下さい。(電話:04−7184−9000)
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