■鹽竈(しおがま)神社
鹽竈神社は、名古屋市中川区の西日置商店街の一角にあります。

延命長寿、交通安全、産業開発に御利益がありますが、特に安産、虫封の守護神として信仰されています。
この神社に、無三殿大神と言われる痔の神様がいます。神社の方にお話を伺うと、平成4年に建立したとのことで、もともとは江川にいた河童との言い伝えがあり、河童に尻を見せるとわるさして尻の根を抜くというのがあるが、江川の河童は痔を治してくれた。かつて肛門科の病院が近くにあったときは、患者さんがたくさん訪れ、テレビでも紹介されたことがあるとのことでした。
実際、無三殿大神を見ると、河童の神様のようです。無三殿大神の奥に、無三殿神石が祀られています。

神社入口です。
この奥に無三殿大神と神石が祀られています。

神社の説明書に、次のように書かれています。

無三殿(むさんどの)主大神

由来
江川、笈瀬川の合流地、無三殿川のあたりの江水、清澄にして深からずといえども古来、霊鼈(亀または河童の意)のひそむところなりと称し、畏敬して汚す者なし。桶辺一巨石あり、無三殿主神と刻す。

無三殿神石之由来が刻まれた石碑です。
無三殿大神です。
この奥に無三殿神石が祀られています。 絵馬を奉納し、祈願します。

根抜きの神様
昔からむさんど(山王橋の西北角)の橋から、すそを端折って、お尻を川に映すと痔の悪い人は川神様が直してくれると言い伝えがあります。
胡瓜、西瓜をお供えし、お願いすると霊現あらかたなりと言われています。

商売の神様
水神様は古来より魚貝類の商いの神様であり、水商売の守護神です。

子供の神様
夏の暑い盛りには、堀川の土手で子供達と甲羅干し等して一緒に遊んだといい伝えあり、子供の守護神様です。

また、昭和九年に建立された石碑には、次のように記載されています。無三殿神石之由来

無三殿主神ト刻ス
無三殿杁江ハ往時尾張名勝ノ一ニシテ堀川ノ西日置古渡ノ境ニ在リタリ当時江川笈瀬川ノ用水路アリテ此ノ所ニ会セリ然レドモ水位高低甚ダシキヲ以テ合流スル能ハズ仍チ樋ヲ笈瀬川ノ上ニ架シテ江川ヲ南流セシメ笈瀬川ハ樋下ヲ東流シ河口ノ水門ヲ過ギテ堀川ニ通セリ今ノ松重町南端一帯ノ地ハ即チ此ノ流域ニシテ里人無三殿ト呼ビタル杁江タリシ所ナリ延宝ノ頃松平康久入道無三此ノ江北ノ地ニ住セリ江名之ヨリ起ルト江水清澄ニシテ深カラズト雖古来霊鼈ノ潜ム所ナリト称シ畏敬汚潰ス者ナシ樋辺一巨石アリ
痔疾ニ霊験者シト病者頻リニ来リテ治癒ヲ祈リ捧グルニ白餅ヲ以テシ或ハ之ヲ水中ニ投ズルノ風アリ遠近相伝ヘテ其ノ名大仁著ハル
星霜変転神石影ヲ没スルコト多年偶江川改修工事ノ際霊夢ヲ得タル者アリ乃チ発掘シテ之ヲ水底ヨリ求メ得タリ暫ク町神トシ近隣ニ奉祀センガ神慮ヲ畏レ当塩釜ノ社頭ニ遷祀シタルモノナリ今歳昭和甲戌当神社社殿造営ノ挙アリ規模大イナルコト前古ニ比ナシ記念トシテ碑ヲ神石ノ側ニ建テ由来ヲ記シテ不朽ニ伝ウルモノナル
昭和九年十月
(無三殿大神の側にある石碑を筆写しました。旧字体の漢字は改めてあります。正確に写したかどうかわかりません。間違いはご容赦ください。)

神社外側に無三殿大神の由来が記されています。
鹽竈神社
名古屋市中川区西日置1−7−10